リマインドの必要性
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何事も、誰かに思い出させてもらったり、
誰かと約束することで、
モチベーションを維持させることができるのです。
その時に必要になるのがコーチ。
コーチングマネジメントの技術になります。
エピング・ハウスの忘却曲線
この忘却曲線からも分かります。
人間は誰しも刺激や気づきがあったとしても、
それだけで継続することは難しいのです。
誰かに思い出させてもらったり、
誰かと約束することで、
時間の経過があったとしても、
モチベーションを継続や維持させることができるのです。
その時に必要になってくる存在がコーチングマネジメントを理解したコーチです。
リマインドさせてくれる人物こそが、コーチ!
先日、彼は10日間の研修出張に行ってきました。
研修の直後は影響力も大きく、
「私も今回は目から鱗が落ちた思いです。」
「そうですか。それはよかったですね」
「今まで仕事に対するコミットが足りなかったように感じます。」
「なるほど」
「これから経営者の立場で仕事をしたいと思います。」
「頑張れよ!」
彼の受けた研修はとても内容の濃いものだったのです。
その効果は一週間も続きました!
そして二週間後、もちろんその後も仕事に役立っていている部分はあるのですが、
ほとんどのことは実行に移される前に失速してしまったようです。
原因は?
- できたことができなかった。その場では分かった気になっていたのだが、いざやってみようとすると分かっていなかった。パソコン教室に行って、その場はできたけれど、家に帰ってやってみたらまるで出来なかったという状態。
- やってはみるのだが、周囲の人間からの賛同が得られない。協力と理解が得られない。新しいことを試す時の周りからの抵抗感に挫折してしまう。
- 日常の業務が忙しく、新しいことをする時間が取れない、その中に熱が冷めてしまう。
といったものがほとんどです。
実行し続けるための条件
研修に何かしら気づきがあったことは事実です。
その時にモチベーションも上がりました。
しかし、それだけでは持続させることができません。
その時にわかったことを行動に移し、継続ていくためには、
- 人や環境条件を整える
- 今日もそれを行うための理由が必要
になります。
- 朝の散歩
- ダイエット
- 禁酒
- 禁煙
継続していかなければならないものはどれも皆同じです。
まとめ
コーチングマネジメントとしての役割は、
続けるための条件の「リマインド」。
それを
- 思い出させてあげる
- 誰かと約束する
ということです。
コーチがこの役割を果たします。
それは物事を継続して実行させるために非常に大切な役割です。