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コミュニケーションのサプリメント

難易度の高い「沈黙」を作るスキル


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コミュニケーションにおける「沈黙」にどう対応するか。

 

このスキルを身につけることによって、コミュニケーションの幅を大きく広がっていきます。

 

 

positive-think.hatenablog.com

 


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沈黙はコミュニケーションにおける恐怖?

突然訪れた「沈黙」に体が硬くなってしまう。

 

やり場に困り、「何かこの現状打開しよう」と、

 

とりあえず何かを口にする。

 

そんな経験は誰しもあるはずです。

 

そうではなく、

「今、自分は何も口にすべきではない沈黙を相手に与えよう!」

そう思って間をとり、その場を相手と共有したことはありますか?

 

コーチングスキルにおいて沈黙の間の取り方について、対照的な場合があります。

 

 

ケース1

あるコーチは質問を投げかけて、

 

こちらがちょっと考えていると

 

気を使って色んなことを言います。

 

「質問が分かりにくかった?」

「具体的に言うとこういうことですよ!」

 

と一秒でも間が開こうなら、何か言葉を発してきます。

 

「もう少し考えさせて!」

 

と言いたくなる場面もしばしばあります。

 

 

ケース2

もう一人のコーチは、とにかく待つ人。

 

こっちが考えていると、いつまでも何も言わないでじーっと構えています。

 

三秒四秒ぐらいはいいです。

 

しかし、そのうちこちらが気まずくなって、ついどうでもいいようなことを喋り出してしまう。

 

ケース1のコーチよりはマシでした。

 

ただし、ベストではありませんでした。

 

 

沈黙の与え方

この二人からのコーチを受けたことで、

 

「どうすれば沈黙を効果的に顧客と共有することが出来るか?」

 

ということが、自分の中で明確になります。

 

それはまず、

  • 質問を投げかける
  • 相手が考える
  • すぐに答えが返ってこないとき
  • 好きなだけ時間を使ってゆっくり考えていいですよそれまでこちらは黙っていますから!

と顧客に伝えるのです。

 

自分がそう言われたことを想像してみてください。

 

少し気が楽に「沈黙」を使える気がしませんか?

 

相手に1度このメッセージを伝えておくと、

 

次の沈黙があっても、2人の間に沈黙はどう使われるべきなのかの合意がありますから、変な緊張感が生まれずにしっかり考えをまとめる時間が取れます。

 

 

まとめ

「沈黙」という普通は偶発的に起きる間。

 

相手から引き出すためのスキルとして、かけがえのない時間として、意図的に作り出してみましょう。

 

 

 

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