双方向のコミュニケーション能力
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インタラクティブ・ソリューションで!
インタラクティブ・ソリューションとは?
インタラクティブ 「対話」または「双方向」といった意味で、ユーザーがパソコンの画面を見ながら、対話をするような形式で操作する形態を指す。 具体的には、コンピューターからの画像や音声によるメッセージに対して、ユーザーがマウスやキーボードを入力して操作を進めていく。
ソリューションとは、一般的には「回答」や「解決すること」などの意味を持つ英語である。 IT用語としては、企業がビジネスやサービスについて抱えている問題や不便を解消すること、および、そのために提供される情報システムなどを指す。
考えを具体化
「うちの会社ではこれから人々を大切にすることを会社のコアバリューとしていきます」
なんか素晴らしいことを言っているように聞こえます。
しかし、言葉をはためかせただけで何がなされるのか、何をしないといけないのか具体化されていません。
ここに具体的に行動に移すためのアイデアがないとしたら、それは文字通り「ただの綺麗」な言葉に終わってしまいます。
必要なことはそれを実行するための具体的な考えアイデアとなるのです。
この人々を大切にするというアイデアを具体的にして行動を起こせるように持っていくまでには、
ある程度のコミュニケーション能力とコミュニケーションのボリュームが必要になります。
ここで大事なのは、
このコミュニケーション能力やコミュニケーションの量はアイデアを生み出す時以上になる。
ということを知っておかなければなりません。
つまり簡単に言うと「大変」ということです。
このように何か目標を達成しようということにおいて、頭でわかっていることを行動に起こすために、
お互いにあるギャップや溝を埋めるためにこのコミュニケーションによるコーチングの技術が必要になってくるということです。
どういう風にしたら行動を起こし行動を変えてくれることができるのか?
この課題に対していち早くコーチをつけるという知恵を見出したのはスポーツ選手でした。
すなわち、1人では管理しきれない課題と情報をコーチの間で解決していくということです。
ただし、そのスポーツの世界でもコーチは技術を教えるものだけと思われてきました。
知識と技術はコーチが持っているものであり、選手はそれを教えてもらうものとされてきたのです。
自発的な行動
しかし、最近では一方的に知識や技術を教えるだけでは選手がその知識や技術をうまくいかせないということが分かってきました。
選手自身がアイデアを活かすためには、それを使う本人が自らアイデアを見つけ出すという過程を踏むことが必要です。
ここで大切なのが、
「コーチから選手への一方通行でなく、選手コーチ双方向でアイデアを出し合い、それを検討し合う。
行動に移すためのアイデアも、双方向のコミュニケーションから作り出す。」
というこの一連のプロセスをコーチングと言います。
現在コーチングは従来のマネジメントにも変わる、最も怪しい人材開発の手法として主にスポーツやビジネスの場でも活用されています。
スポーツ界のコーチも専門的なスキルに加えて、コーチングというコミュニケーションスキルを学び教えるという立場から、自発的な行動を促すという立場へシフトしつつあります。
コーチング会話術
コーチングは自発的な考えを促す問いかけが必要になってきます。
具体化
タイムを縮めるために何をしたらいい?
「トレーニングです。」
どんなトレーニングをしたらいい?
「筋肉トレーニングです。」
どの部分の筋肉をトレーニングしたらいいかな?
なぜ?
なぜ、トレーニングをするのですか?
「タイムを縮めるためです。」
それだけ?
「・・・。」
だれ?
誰がタイムを縮めるのですか?
「私です。」
じゃぁ、他の人はいなくてもタイムは縮められますね。
「・・・。」
いつ?
いつからタイムを縮めるのですか?
「今からです。」
まとめ
今現代、トップダウンによるもので成功するものは少なくなってきています。
カリスマ性がないとトップダウンによる成功はありません。
しかも、カリスマ性がある人は一代で終わってしまうことがほとんどです。
経営なども含めて、ひとりでやっているひと、ひとりでできることには限りがあります。
複数人集まった方がたくさんの意見や知恵が出ます。
そういった意見や知恵を出しやすい環境を作るのも、コーチング技術の大切さです。